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4Y

今日からツインズ戦。
9回表、6-3のセーブ場面に登板、4セーブ目を挙げることが
できました。

打順は、昨年ソフトバンクに在籍していたバティースタから
…のはずでしたが、ツインズはここで代打を出してきました。
僕は、いつもブルペンで、コーチから対戦相手の特徴などを
教えてもらってマウンドに向かいます。代打を送られた場合は、
そんな情報もナシで投げなくてはいけないのですが、それも
良くあること。頭を切り替えて集中です。
先頭打者は、0-3と不利なカウントから立て直してファースト
ゴロ、1アウト。
2人目:2-0と追い込んだ後、ショートへの当たり。ヤングが
よく取ってくれたのですが、送球が少し逸れて1塁セーフ。
ヒットとなり、1アウト1塁。
3人目:1球目、スライダーでストライク。次もスライダー、
やや外気味のコースを狙われてヒット。1アウト1、3塁。
4人目:スライダーでファーストゴロの間に1点。
5人目:マウアーとの対戦。以前の試合で、同点打を打たれた
ことがあるバッター。その時はバック・ドアをヒットされたと
記憶しています。コーチからも「バック・ドアのスライダーは
得意だぞ」と聞いていました。1球目、内角スライダー、
ボール。2球目はバックフットに投げたのが、ちょっと真ん中
から内寄りに行って、ショートゴロ。試合終了。
1点は失いましたが、各打者、冷静に対戦できたと思います。

昨日、「カーテンを買った」と書きましたが、それ以前は何で
代用していたと思いますか?
アルミホイルです。
これを窓に貼ってくれたのは、宮崎という僕の後輩。
毎年、GW休みになるとアメリカまで遊びにやって来ます。
ホイルを買ってきて、一生懸命テープ貼りを手伝ってくれたの
ですが、作業しながら「宮崎ぃー、ホイル、ゆがんでるぞー!
もうちょっと綺麗に貼れないのかー?」と、からかうと、
「えーっ?自分で貼ってる所はいい加減なくせに、僕の所だけ
ダメ出し?ひどいっすよぉ…」と、グチこぼしてました(笑)。
宮崎が僕にいじめられながら完成させた“ホイル部屋”ですが、
やっぱり何だか不気味…。外から見ても不気味だったろうなー。

 



新球

ヤンキース戦、3連敗……です。
開幕当初は調子がいまひとつ、と言われたりしていましたが、
そこはやはりヤンキース、5月に入ってア・リーグ東部地区首位、
ソツがないと言うか、相手のミスや油断につけこんでくる所は
さすが熟練のチームといった感じです。
まさに“スター軍団”ですが、試合前の練習の時に
「One Team, One Mission」
と書いたTシャツを着てるんですよ。あれだけ個性の強い選手達
が揃っていながら、ひとつの目標には一丸となって突き進む。
敵ながら「すげぇな」と思います。学ぶところもたくさんある。
…でも、負けると、やっぱり悔しいです。
次の3連戦(@ヤンキースタジアム)では、スィープをやり返す
ぐらいの気合いで臨みます。

今日は、8-4とリードされた場面で登板。
3日間空いていたこともあり、マウンドの感覚は久しぶり。
調整登板という風に見えたかも知れませんが、名前を呼ばれて
グラウンドに出る時は、いつでも気持ちは“勝つ!”。
たとえスコアで負けていても、
「ここを抑えて、次の攻撃で味方の反撃を!」
という気持ちで投げます。

最初のバッターが松井君(今日はDHで出場)。
フォアボールを出したので「つまらない」と思われたかも知れま
せんし、「制球が乱れてる?」と思われたかも知れませんが…。
実は、新しい球、“2シーム”を試していました。
以前から少しずつ練習していましたが、先日、CJウイルソンから
2シームの握り方・投げ方の細かい指導を受けて、今日、実践して
みたのです。
今日の対戦は、全て最後の球は2シーム。
センターフライに打ち取った球も、併殺に仕留めた球も、たぶん、
微妙にバットの芯を外していたのだと思います。
成果はまずまず、といったところ。これから、さらに磨きをかけて
いくつもりです。
(以前、マリナーズ戦「イチローと再会」篇で書いた“新しいこと”
の解答は、“2シーム”でした。)

デイゲームだったので、試合後はクニと一緒にアパートの部屋の
カーテンとTVを買いに出かけました。
ちゃんと自分でセッティングして(もちろん、クニが手伝ってくれ
ますけど)、かなり部屋らしくなってきたなぁ…!と、満足。

今日の「BASEBALLワンポイント講座」は“2シーム”。
大リーグ中継などで、既にお馴染みの言葉となりましたが、
ボールの八の字の縫い目、一番細くなっている部分に人差し指と
中指を沿えて投げる球のこと。ストレートと同じ軌道ですが、
バッターの手元で微妙に動きます。
seam=縫い目。指を2本の縫い目に掛けるので、こう呼びます。
“4シーム”は、指が4本の縫い目に掛かります。
ちょっと、文章では分かり難かったですか? 図があったほうが
説明し易いですね…ごめんなさい。

 



テキサスは暑い、熱い!

ホームに戻ってオリオールズとの2連戦。
初戦、延長で勝ちました。

僕は9回表、1-1の同点、1アウト・ランナー1塁の場面で登板。
強打者テハダとの対戦をダブルプレーで切り抜けました。
テハダは今、脚の故障であまり走れないのですが、それでも4割
を打っている、すごいバッター。変化球でも甘いコースはきっちりと
狙って打ってくるので、クオリティ・ピッチング(精度の高い投球)を
するように気をつけました。

今日は、このイニングで僕の出番は終わり。3球しか投げていない
ので、連投も大丈夫です。

それにしても、テキサスは暑い!
ブルペンでウオーミングアップをするだけで、もう汗がびっしょり!
そんな僕を見てチームメイトが笑いながら、「アキ、何でそんなに
汗だくになってるんだよ」と、からかいます。「今からそんなんじゃぁ、
8月はどうするんだ?夏に比べたら、今はクールだぞ。」


ま、まじですか?

幸い、ブルペンは陰になっているので直射日光は当たりませんが、
それでも夏は熱風が吹き込んでくるらしい。
うーん、さすがテキサス!

そして、テキサスのファンの皆さんも熱い!

試合前、ブルペンに移動するときも「おーつかぁー!」「アキぃー!」
と声援を送ってくれたり、「WE LOVE OTSUKA-san」と書いた応援
プレートを掲げてくれたり。

僕の名前がコールされたときの声援も、すごかったです。
ジーンときました。ありがとうございます!!

やっぱり、ホームはいいなぁ。
暑いテキサスで、熱い声援を受けながら、僕もアツくなれます。

延長で遅くなってしまったので、「BASEBALLワンポイント講座」は
お休みさせてください。

それでは、GOOD HOT NIGHT!



3 Yosshaa

デビルレイズ2連戦、連勝です。

昨日に続き、セーブのつく場面で登板、3セーブ目を挙げることが
できました。
9回裏、7-5と2点リードでマウンドへ。

先頭打者、ホリンズ:
前回の対戦では、ヒットを打たれているバッター。2ストライクまで
追い込んだところで、ややボール気味のアウトコースの球を上手く
当てられライト前ヒット。ノーアウト1塁。

2人目、ノートン:
空振三振。1アウト1塁。

3人目、バロウズ:
パドレスで2年間一緒だった元チームメイト。いつも一生懸命で、
ガッツのあるプレーをする選手です。前回のゲームで会った時は、
2人とも何だかバタバタしててあまりゆっくり話せなかったのですが、
今回は、試合前にお互い、「どうだ?新しいチームは?」と、移籍組
同士の会話を楽しみました。新環境にも慣れてフロリダ生活を満喫
しているようです。彼は、昨日「BBワンポイント」でもご紹介した、

“スライダー・バット・ガイ。”

初球、外角真っ直ぐでストライク。2球目はスライダーで空振。
次の球もスライダー、詰まった当たりでセカンドゴロ、ダブルプレイで
ゲームセット。今日も、“ヨッシャータッチ”ができて嬉しかったです。

今日は先頭バッターを出してしまいましたが、ヒットにされた投球は
自分なりにしっかりと考えを持って投げた球。それを打たれたなら、
バッターが1枚上手だったと納得し、スパッと次に切り替えることが
大切です。今日の場面では、それがちゃんとできたと思います。

毎回毎回、自分の理想の形でゲームが展開するとは限りません。
いい場面でも気持ちを緩めない、ピンチの場面でも動揺しない、など
さまざまな場面での心の持ち方を「日々是勉強」!
もちろん、ホリンズにはこれで2回打たれたわけですから、次回の
対戦ではもっと考えて、必ず抑えたい、いや、抑えます。

 昨日の試合で先発したキャメロン・ロウとクリーブランドで一緒にコリ
アン・バーベキューを食べに行ったのですが、

「今回の遠征は良かったな。アキも“3ヨッシャー”ができたし!」

と言ってくれました。

そう言えば昨夜も、ホテルの部屋で寛いでいたら、廊下からチーム
メイトの声が聞こえる。晩御飯を食べて戻ってきたらしいのですが、
やたらと「ッシャー、ッシャー!」を連発(爆笑)。かなり浸透してきた
みたいで、僕の「ヨッシャー・プロモーション強化月間」(いつの間に?)
も順調に進んでいますよ!

遠征勝ち越しで、チームの雰囲気もいい状態でホームに戻れます。
明日からのホーム8連戦、この勢いでテキサスのファンの皆さんにも
喜んでもらえるよう、頑張ります。

日本はゴールデンウイーク真っ只中ですね。お天気はどうですか?
お時間がある方は、ぜひ野球場に足を運んでください。

思う存分、野球観戦を楽しんで、応援していただければ嬉しいです。
(もちろん、TVでも!!)

 



「やるない」復活

2セーブ目です。

今日は、前回よりずっと落ち着いて登板できました。
ブルペンでのウオーミングアップやルーティンのタイミング&
リズムも少し修正・調整して、ほぼ完璧な状態でマウンドへ
向かえたと思います。

3-0とリードした9回にマウンドへ。
(今日は、対戦順もちゃんと覚えていますよ!)

先頭打者(打順2番)クロフォード:
足が速いので、バントにも警戒が必要な打者。
スライダー、ストレートで追い込み、次のスライダーが低めに
外れた後のストレートで空振三振。1アウト。
点差に余裕があると言えど先頭バッターは出してはいけない、
というのが鉄則。まずはクリアです。

2人目(打順3番)ゴメス:

スライダーで2ストライクまで追い込んで、真っ直ぐでライト
フライに打ち取りました。2アウト。

3人目(4番打者)ウィギントン:
真っ直ぐでカウントを整え、最後はスライダー、打ち損じの
キャッチャーフライでゲームセット!

だいたい、イメージ通りのピッチングができたという感じです。
バッテリー間の息もよく合い、サインにもほとんど首を振らな
かったと思います。余計な力を抜いた「やる気なーい投法」
(略して「やるない」)も、ちゃんと実践できました。
チームもア・リーグ西地区首位をキープ、このままの勢いで
ホームに戻りたいです。

それではブログのルーティン、「BASEBALLワンポイント講座」
を、お楽しみください。
スラッシャー:流し打ちのこと。
スライダー・バット・ガイ:
振りが柔らかく、スゥイングスピードが緩いため、変化球に
対応が上手いバッターのこと。

 



初セーブ!

初セーブです。

7-5と2点差リードの9回裏に登板。

…いつもなら、ここから「対戦順解説を」…と書けるのですが…

今日は対戦相手も配球も覚えていません!

キャッチャーのサインを見て、キャッチャーのミットに向かって、

ただ、ひたすら投げただけ。

 

先頭打者にいきなりストレートのフォアボール。

「いつもと同じでいいんだ。普段通りに投げればいいんだ」と

思い過ぎたことで、かえってリズムを崩していたのかも知れません。

力を抜こう、抜こうとすることで、逆に力が入ってしまう感じ…

意識し過ぎと言うか。

僕、普段、偉そうなこと言ってますけど、バリバリ緊張してましたね。

正直、いっぱいいっぱいでした。

ただ、ランナーを出してから、すっと覚めたのでしょう。

「せっかくチャンスをもらったんだろう?このチャンスをモノにしないで

どうするんだ?」と、自分に喝入れて、丹田(たんでん・お臍の少し下)

に力を入れて、「腕を振れ。思い切り投げるんだ」と集中。

 

そして、初セーブの瞬間…

最後の打者をダブルプレーに仕留めて、

「ヨッシャーァッ!!」

チームメイトとも“ヨッシャータッチ”!

クラブハウスで皆に、「アキ、緊張してたな!」と冷やかされながらも

祝福してもらいました。

ヤングは記者の質問に、「アキがストレートの四球を出すのを初めて

見たよ」と答えていたらしいです。

 

うーん、まだまだ修行が足りないな。

勝負に勝つには、「8分の気迫と2分の冷静さ」です。

このバランスが大事。

皆さん、今日はスポーツニュースを観て、「あ、大塚、緊張してるな」

と、笑ってください(笑)。

必ず、近いうちに、「おお、大塚、今日も堂々としてるな」と言われる

ように頑張りますから!



夢へ一歩!

クローザーを任せてもらえることになりました。

クリーブランドに移動し、ホテルのロビーに到着。
監督から「話があるから、後で部屋に来てくれないか」と
言われました。何だか改まった感じがしたので、ピシっと
ジャケットを着て、監督の部屋へ。
チーム状況について、少し話をした後、
監「アキにクローザーをやってもらおうと思ってるんだが、
アキはクローザー、やりたいか?」
「もちろんです」
(↑心の中で、「もちろん」を100万回ぐらい繰り返す勢い)
監「そうか。何で、クローザーをやりたいんだ?」
僕「アメリカでクローザーになるのが、僕の夢でしたから」
監「日本でも、先発じゃなくクローザーの役割が多かったよな」
僕「はい。僕のようなタイプの投手は、短いイニングの方が
集中力を保てて、自分の持ち味を活かせると思ってます」
監「そうか。じゃあ、明日から頼む。(ピッチングコーチに)
  何か言っとくことあるか?」
Pコーチ「アキ、クローザーになったからって特に何も変える
必要はない。今のまま、アキのスタイルで続けて行けば、
大丈夫だ。頑張ってくれ」
そして、監督、コーチとガチッと握手して、部屋を出ました。

ヨッシャー!
夢へ一歩、近づきました。
すごく嬉しいです。

僕は、今日、クローザーになるチャンスをいただきました。
でも、これはまだ夢を実現した訳ではなく、夢を実現するため
一歩前へ進めた、ということです。
「これから」です!
明日から、このチャンスをモノにできるよう、一層努力!です。
こんなチャンスが巡ってきたのも、いつもファンの皆さんの
声援を力にして、頑張ってこれたからだと思っています。
もうすでに、僕の情報を逸早くチェックしてくださった方が、
応援のコメントを届けてくださっていましたね! 改めて、

ファンの皆さんのありがたさを実感しています。
いつも、本当にありがとうございます。

 



会釈の解釈

アスレチックス戦、連投です。
8回表、1イニング、無失点に抑えました。

先頭バッター、クロスビー:
昨日の反省を活かし、2-0とストライク先行。
スライダーで三振。

2人目、ペレス:
(相手チームのダグアウトから、ヘルメットを投げつける音、
バットを投げつける音、「F☆☆k!!」と怒鳴る声が聞こえ
ました…あぁ、クロスビーだな…。気にしない気にしない、
集中集中!)
2ストライクまで追い込んで、スライダーでショートゴロ。
エラーで1アウト1塁。

3人目、ケンドール:
日米野球で一度、対戦しました。その時は確か、走者を3塁に
置いた場面、スライダーで浅いレフトフライに打ち取り、
タッチアップを松井秀喜君が本塁で刺してアウト→勝利!
という結果だったと思います。
今日の対戦は、初球、ショートゴロ。6-4-3のダブルプレーで
イニング終了にできればベスト、だったのですが、2塁から送球
できず(少し、ボールを握りなおしてしまった)、2アウト1塁。

4人目、ペイトン:
僕がサンディエゴ1年目の時、チームメイトでした。わりと仲が
良くて、ペイトンが移籍になるオフの1月にお別れ会があったの
ですが、それにも招待してもらいました。
今年のオフも一度、電話で話しました。2度目に連絡をもらった
時に電話を取れなくて、僕がつい、コールバックのタイミングを
逃してしまい、そのままになっていたのです。
先日、アントニーから、彼がペイトンと(SEA戦で)会った時、
「おい、アントニー、アキと話す機会があったら、『お前、電話の
かけ直し方も知らねぇのか』って伝えといてくれ」と言ってたと
聞いたので、この前のOAK戦で本人に会った時、
「ごめん、つい、掛けそびれちゃって」って謝ったら、笑いながら、
「アキ、冗談だよー。いいんだよ、分かってるよー!」
気のいいやつです。
今日は打席に入るとき、ちょこっと会釈してきたペイトン。
僕も、ちょこっと返しました。
そう言えば「アキ、俺と対戦する時、スライダーは投げるなよ」
って、言ってたなぁ…。
初球、スライダー。
引っ掛けさせてサードゴロに打ち取りました。

試合は、同点からサヨナラ勝ち。
これで3連戦、1勝1敗。明日も勝って、勝ち越したいですね。

久しぶりに「BASEBALLワンポイント講座」をお届けします。
日本では、ボールの高さを表すのに、「ベルトの高さの…」と
言う風に、打者のベルトが基準ですよね。例えば「ベルトの
少し上に来るストレート系の球に強い」とか。
アメリカでは、基準が少し低い位置になって、
「Thigh High(太腿の高さ)」、や「D☆☆k High」を使います。
…女性の方は、後者の表現、会話で使わないでくださいね。
うーん、ラブラブ中で本当に仲のいいカレシと2人だけの会話
だったら大丈夫かな??

 



反省の日

オークランド・アスレチックス戦、初戦。

9回表に登板し、1イニング無失点。今日は、全て三振でアウト
をとりました。対戦順に解説します。

先頭バッター、フランク・トーマス:
アウトコース・ストレート(←少しカットボール気味に動く)で
2ストライク(空振)まで、テンポ良く追い込みました。
長谷川さんの言葉を思い出し、「ここから丁寧に」。
スライダー、ボール。ストレート低め、ボール。
最後はスライダーで空振三振。

2人目、ブラッドリー:
インコース、アウトコース、散らし気味に攻めました。
2-3フルカウントから、1球ファール。
アウトコース、バックドアのスライダーで見逃し三振。

3人目、エリス:
ハイボール・ヒッターです。低めを心掛けました。
2-3フルカウントから、スライダーで見逃し三振。
しかし、この対戦は、少し反省。

SD時代、尊敬するホフマンから「セットアッパーで大事なのは、
初球ストライクを取って、勝負のアドバンテージを握ること」
と教えられていたのです。また、ネビンやヤングにも、
「アキのいい所は、初球、強気でストライクを取れるところだ」
と褒めてもらってました。

…ですが、今日は0-2とボールカウント先行。そこから2-2
に立て直しましたが、やはり勝負の主導権を握るにはストライク
を先行させなくては。
試合も1点差を追いつけず、負けてしまいました。
先発ピッチャー陣には、1つでも多く勝ち星を挙げて欲しい。
そのためには、ブルペンのセットアッパー陣が、一丸となって
頑張らなくてはなりません。

さて、今日は新居に移って以来、最大?の事件がありました。
(と言っても、まだ引っ越して数日ですが。)
「見られてた…!」の回で初登場した、僕の通訳のクニ。
昨年、担当してくれたアントニーに代わって、今年から新しく、
通訳業務を始め、僕の身の回りの世話をしてくれている心強い
スタッフです。
そのクニが、自分の洗濯物と僕の分をごっちゃにして洗濯機&
乾燥機にかけてしまい、僕のお気に入りのセーターやシャツが
なんと、ヘソ出しチビTサイズに…!!
うそーっ!クニぃぃぃぃ!!
その時はショックで声も出ず……クニも「やっちゃった…」って
感じで恐縮しちゃって、その後のランチの時も、何となく2人
ともシーンとしがちで気まずい雰囲気…。
結局そのまま、球場入り。

僕は毎試合前、ゲームに向けて集中する時間帯に、自分が
今までお世話になった方々、今お世話になっている方々を、
ひとりひとり思い浮かべながら感謝をするのですが、その中に、
もちろんクニも入っています。今日はクニの顔を思い出した時に、
昼間の“洗濯物事件”の時の、ちょっと困ったような悲しそうな
表情が浮かんできて…

「あぁ、悪いことしたな。洗濯物も、クニが分かるように置いて
おけば良かったな。いつも、僕の世話を一生懸命やってくれてる
のに、嫌な思いをさせたな…本当は感謝しなきゃいけないのに」
と、かなり反省してしまいました。
ごめんな、クニ。

この場を借りて、謝ります(ブログを私事に使ってすみません)。
今日は、反省の日…ですね。



大応援団!

今日は、登板はありませんでしたが、とても嬉しい出来事が
あったので更新します。

あ、その前にお詫びを…
昨日は、対戦相手を間違えてしまいました。
「ブルージェイズ」と書きましたが、正しくは、「デビルレイズ」
でした。とっ散らかっていたので許して下さい…ごめんなさい。

嬉しい出来事と言うのは、今日、「AKI大応援団」が球場に来て
くださったことです。ダラスの日本人学校の生徒さん、先生方、
父兄の皆さん、etc.…。総勢、約400名近い方々が、大結集!
似顔絵つきの応援プレートや、「1球入魂」「ヨッシャー!」等と
書かれた横断幕など掲げてもらって、本当に嬉しかったですよ!
残念ながら、僕が投げるところはご覧いただけませんでしたが、
ゲーム後に、ブルペンのところでプチ交流会を開催しました。
Q&Aコーナーでは、子どもたちから、
「サンディエゴとテキサス、どっちが好きですか?」
「WBCでは、クローザーで緊張しましたか?」
「この間のイチロー選手との対戦は、どうでしたか?」
等々、かなりスルドイ質問が飛んで、焦りましたよー!(笑)
プレゼントコーナーでは、サインボールと僕のグローブを提供
させてもらいました。全員で白熱したジャンケン大会!
短い間でしたが、本当に楽しいひとときでした。
やっぱり、日本の方々の応援は嬉しい!
わざわざ日本からいらしてくださったファンの方もいたようで、
感激しきりでした。
毎回、月並みな謝辞しか言えなくて悪いのですが…
ファンの皆さんのご声援が、僕にとって最高のエネル源です。

いつも、ありがとうございます!

引越しの“お片付け”も、何とか順調に進んでますよ。
案外、本人は楽しんでやってます。注文の品がちゃんと届かな
かったり、色々とハプニングはありますが、最近ではそれもまた
「ブログネタに使えるかな?」なんて、笑ってたりして…。
また、近々にご報告しますので、お楽しみに!



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